マンネングサ属 
          花序 花弁 雄蕊 葯 裂開直前
1   キリンソウ                  
2   エゾノキリンソウ                  
3   ヒメキリンソウ                  
4   タカネマンネングサ                  
5   ヤハズマンネングサ                  
6 ヒメレンゲ                  
7 マルバマンネングサ                  
8   サツママンネングサ   薩摩半島              
9   ハママンネングサ 海岸岩上 九(南部)              
10   ナガサキマンネングサ 海岸付近岩上 九(南部)              
11 コモチマンネングサ                  
 
          花序 花弁 雄蕊 葯 裂開直前
12 メノマンネングサ 海岸岩上・他 本〜九 長く這う・ふつう帯赤味・多数分枝 ややまばらに互生 3出集散状 多数 濃黄色・花時平開 花弁より少し短い 濃黄色/橙黄色
   ミヤママンネングサ 亜高山・高山                
   タイトゴメ 海岸岩上 本(関東以西) 長く匍匐・多数分枝 上部に密生・互生 集散状 3-10個 濃黄色・花時平開 花弁より短い 濃黄色
   ムニンタイトゴメ   小笠原              
   コゴメマンネングサ 海岸岩上 九(南部)              
13   ウンゼンマンネングサ 山地岩上 本(瀬戸内)              
14   オオメノマンネングサ 岩上 島(立久恵峡)              
15   マツノハマンネングサ 樹幹上 本(埼・神・山・静)              
16   オノマンネングサ 岩上 本・四・九 基部匍匐・上部斜上 3個輪生 集散状   黄色・花時やや直立   黄色
17   ツルマンネングサ   帰化              
18 メキシコマンネングサ   帰化              
19   ハコベマンネングサ 石灰岩上 長崎              
20   ウスユキマンネングサ 岩上 帰化(福島・群馬)              
 
マンネングサ属

キリンソウ亜属
(根茎がある)
                        キリンソウ
                        ホソバノキリンソウ
                        エゾノキリンソウ
                        ヒメキリンソウ
マンネングサ亜属(根茎はない)
花弁は黄色。
 花茎の葉は対生または互生する。
  葉は倒卵形〜さじ形〜倒披針形、扁平で、基部は多少とも細まる。
   雄蕊はふつう3、まれに4個の心皮からなる -------------------------- タカネマンネングサ 花茎は直立し、茎葉は互生。 
   雄蕊はふつう5、まれに4個の心皮からなる。
    葉の先端は微凹形 ------------------------------------------- ヤハズマンネングサ 葉の先端が常に凹
形。「高知県」の石灰岩上などに生える。
    葉の先端は凹形とならない。
     
花後に走出枝を出し、その先端に葉を束生する。葉はやや2形あって、 --- ヒメレンゲ 花後に花茎の基部の葉腋から走出枝を出し。茎葉は互生。
     走出枝はない。葉はすべて同形。
      花茎の葉は対生する。--------------------------------------
マルバマンネングサ 花茎は基部が這って分枝し、上方で斜上。葉は対生。
                                                        サツママンネング
サ 「薩摩半島に特産」
      花茎の葉は互生する。-------------------------------------- ハママンネングサ 
「九州南部〜に分布」
                                                       ナガサキマンネングサ
 「九州西部〜南部に特産」
                                                       
コモチマンネングサ 斜上または直立。葉は互生。
  葉は線形〜披針形、基部は柄状とならない。
   葉は肥厚して米粒状〜円柱状。葉裏の中肋は明らかでない。
    花は集散花序で、数個〜多数つく。
     地中にむかごができない。---------------------------------- メノマンネングサ 花茎は
長く地上を這い、多数の枝を分枝、上方で斜上または直立。葉はまばらに互生。
                                                     タイトゴメ 茎は
長く匍匐し、直立または斜上する枝を多数分枝する。葉は互生。
     地中に米粒状の葉が集まって球状となったむかごを生じる --------- ムニンタイトゴメ 
「小笠原に特産」
    花は枝頂に1個つく、葉は長さ5mm前後------------------------- コゴメマンネングサ
 「九州南部〜に分布」
   葉は扁平。葉裏の中肋部は帯状で目立つ。
    葉は先端が鋭形、多少とも赤褐色を帯びる。萼片は基部で合生する --- ウンゼンマンネングサ 「瀬戸内地方・小豆島・九州北部に分布」
    葉は先端が円形または鈍形、深緑色で、赤みがない。-------------- オオメノマンネングサ 「島根県特産」
                                                     マツノハマンネングサ 「埼玉・神奈川・山梨・静岡に分布」
 花茎の葉はふつう輪生する。
  葉は線形あるいは菱状狭楕円形〜広披針形、扁平で、3輪生する。茎は平伏するか斜上する。
   ● 葉は線状披針形〜線形、表面は淡緑色。茎は斜上または垂れ下がり、
    淡緑黄色で紅色を帯びない。裂開直前の葯は黄色 ---------------- オノマンネングサ 基部は
匍匐し、上部は斜上する。日本では結実をみない。
   ● 葉は菱状狭楕円形〜広披針形、表面は黄緑色。
茎は長く地表を這い
    ふつう淡紅色を帯びる。裂開直前の葯は橙赤色 ------------------
ツルマンネングサ 茎は紅色を帯び長く地上を這う。3輪生、まれに対生/互生。日本のものは結実しない。
  葉は線形で、断面は楕円形、4(まれに3,5)輪生する。茎は直立する。
   植物体は全体に鮮緑色。裂開直前の葯は濃黄色 ------------------
メキシコマンネングサ 花茎は直立し、鮮緑色で赤みがない。ふつう4輪生。
花弁は白色または淡紅色
 葉は扁平、卵形〜卵円形で、基部は柄状となる ----- ハコベマンネングサ
 葉は円柱状、線形〜線状披針形、幅1.5mm位 ------ ウスユキマンネングサ