R            G2-159

ヨゴレネコノメ(1) 2花 3全景 4茎 5花
 イワボタン(ミヤマネコノメソウ)の変種

ユキノシタ科
ネコノメソウ属

単葉・対生・走出枝

両性花

花期:4月

分布:本(関東以西・洋側)・四・九

撮影地 : 兵庫県 4月
 IMG_3416
      イワボタン   ヨゴレネコノメ
葯   黄色/帯赤褐色  暗紅色
萼片がほぼ直立し、雄蕊は多くは
4個で、裂開
直前の葯は暗紅色で、多くは花糸、花盤、花柱
および子房も紅紫色を帯びる。
以下はイワボタンの形態
根出要は明らかな柄があり、花時にも残存する。
走出枝は花後伸長し、先端近くには基部のもの
より大型の葉を数対つける。
花茎:帯暗紅色・葉腋を除いて無毛で1-2対の葉
根出葉:広卵形〜狭卵形
茎葉:卵円形〜卵状楕円形
葉身:基部くさび形・上縁4-9個の内曲する鋸歯
葉柄:長く2.5cmに達する
下部苞:暗緑色/濃緑色・楕円形〜楕円状披針形
上部苞:鮮黄色/緑黄色で卵形
花:径3-4.5mm
萼裂片:花時に斜開/直立、楕円形〜3角状卵形
      淡緑色〜黄緑色
花盤:緑白色
雄蕊:(4-)8・萼裂片より長く、花時に斜上/直立
葯:裂開直前は黄色でまれに帯赤褐色
子房:中位
花柱:長く、花時に直立
刮ハ:斜開・2個の心皮は大きさが異なる
種子:楕円形〜卵形・隆条に棍棒条突起が密
 
「萼片がほぼ直立。雄蕊は多くは4個で、多くは花糸・花盤・花柱および子房も紅紫色を帯びる」とあるが。  ヨゴレネコノメ(2) IMG_3199/      前画面 次画面 
 
ヨゴレネコノメ(3) IMG_3331/                                  前画面 次画面 
 
                       
ヨゴレネコノメ(4)
            前画面 TOP
            次画面


撮影地 : 兵庫県 4月 IMG_2218/

                        
ヨゴレネコノメ(5)
            前画面 TOP


撮影地 : 大阪府 3月 IMG_9215/

      イワボタン   ヨゴレネコノメ
葯   黄色/帯赤褐色  暗紅色
萼片がほぼ直立し、雄蕊は多くは
4個で、裂開
直前の葯は暗紅色で、多くは花糸、花盤、花柱
および子房も紅紫色を帯びる。

以下はイワボタンの形態
下部の苞:暗緑色/濃緑色・楕円形〜楕円状披針形
上部の苞:鮮黄色/緑黄色で卵形
花   :径3-4.5mm
萼裂片:花時に斜開/直立、楕円形〜3角状卵形
      淡緑色〜黄緑色
花盤:緑白色
雄蕊:(4-)8個・萼裂片より長く、花時に斜上/直立
葯  :裂開直前は黄色でまれに帯赤褐色
子房:中位
花柱:長く、花時に直立

刮ハ:斜開・2個の心皮は大きさが異なる。

ネコノメソウ属
心皮:2心皮・1室
花柱:2個
托葉:なし
花序に葉状の苞
萼裂片:4個
花弁:なし

大きさや葉の形などの変異の幅が広い、
開花後に茎や葉は急速に伸長し、花や苞の色も時期に
よってしこしずつ変化し、開花後にはおおかた緑色に
なってしまう。